まず最初に、「アーンドメディアとは何のメディア?」を考えたいと思います。 アーンドメディアは、トリプルメディアの一つで、主にソーシャルネットワークを利用したメディアマーケティングの一つになります。 アーンドを直訳すると、「獲得をした・得た」という意味になります。
つまりアーンドメディアは、「顧客から支持・共感・信頼を得る」が定義になります。 手法としては、主にソーシャルネットワークを利用して、顧客の 共感や口コミを通して、「信頼や評判を獲得」して、自社のファンを増やして行くメディア戦略になります。
アーンドメディアの必要性
あなたのサービスや情報は売れていますか?顧客や潜在顧客に情報が伝わっていますか? 2019年の現在の企業の一方的な溢れる広告だけでは、顧客にはあなたのサービスや情報がうまく伝わりません。 人には、サービスを購入するプロセスがあります。 あなたのサービスの認知があって、関心を寄せ、そのサービスを信頼して、購入に至ります。 一方的な広告やアピールでは、関心や信頼も獲得できません。 現代の企業運営にとって大切になってきているのは、顧客としっかりと信頼関係を構築していく事が、重要な任務になってきています。
今やFacebookや、Twitter、Instagram、LIEN@等のソーシャルネットワークサービス(以下SNS)が存在します。 また、SNSの利用率の毎年増え続けています。 そのSNSの膨大な利用者の中で、あなたのサービスの情報発信を行い、 ユーザーの生の声を聞いたり評価をしてもらったり、友達と情報を共有してもらう事が非常に簡単に行えるようになりました。 SNSは、ユーザー自身の意見や評価が表現されるため、「顧客からの信頼度は非常に高い」のが特徴です。 あなたの企業のサービスや情報を、「本物の信頼や評判」に変えていきましょう。
アーンドメディアのメリット
あなたが、アーンドメディアの施策を行うメリットを考えてみましょう。
①低コストで拡散できる
SNSのプラットフォームを利用するため、基本的には、コストがかかりません。無料です。 また、各SNS内には非常に多くのユーザーがいるため、 情報やサービスを拡散しやすいのが特徴になります。 今までは、商品やサービスなどの宣伝を行うには、通常お金を払って広告を打つ必要がありました。 一方、自社でSNSのアカウントを上手く運用できれば、広告費をかけずに無料で自社商品やサービスを宣伝する事ができます。
②あなたのファンを作りやすい
SNSは、ユーザーと双方向で直接コミュニケーションがとれる上、ユーザーからも気軽にフォローしてもらえる傾向にあります。
会員登録や個人情報の入力がいらないので、あなたのサービスのファンになってくれるハードルが低いです。
③信頼度が高い
ユーザー自身の意見や評価が表現されるため、顧客からの信頼度は高いです。 友達や家族から共有された情報は、マス広告から得る情報よりも断然重要視されます。 あなたのサービスを「口コミ」の力によって信頼度が高まります。
④関係性を築きやすい
SNSは、「One To One」でダイレクトにコミュニケーションを取ることが可能です。 ユーザーとの信頼関係の構築や、密なコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。 SNSを通じて企業と個人が直接かかわることで、ユーザーの悩み相談や、アフターフォロー・ユーザーの意見を吸い上げる事ができます。
従来のマスメディアでは不可能だった個人へのアプローチが、現在では、SNSを利用すると比較的手軽に行えます。 企業の方からユーザーに直接アクションすることで、ユーザーは「あの企業が私にアクションしてくれた!」と喜びを感じ、 ファン化に繋がりやすいのが、SNSです。
⑤スピード感を出せる
告知したい情報をすぐに発信できるのも自社運用だからこそできるメリットです。 ユーザーはあなたの情報を企業の情報をリアルで手に入れる事ができます。 常に新鮮な情報は発信する事で、ブランディングとユーザーとのコミュニケーションに役立ちます。
⑥拡散されやすい
話題性のあるコンテンツや動画などは拡散されやすく、低コストで広告以上の反響を獲得できる可能性がある SNSには情報を他者と共有する機能が備わっています。 ユーザーに「これは良い」「周りの人にも知ってほしい」と思われた商品や情報は、他のユーザーに拡散され、新たな顧客を獲得できるでしょう。 新たなファン獲得は企業や商品のブランディングに繋がります。
アーンドメディアのデメリット
アーンドメディアはメリットばかりではありません。もちろんデメリットもあります。 デメリットをきちんと理解した上で、アーンドメディアを運用します。
No Control情報をコントロールできない
常に自社で発信を行うわけでなないので、情報をコントロールする事が大変難しいです。 「従業員の不適切な発言」や「担当者の誤操作」などの企業にとってマイナスな情報が拡散される可能性があります。 いわゆる「炎上」と呼べれる現象に陥る可能性もあります。 自社の商品やサービの誤った情報やマイナスの口コミが、SNS上に広がった場合は、短期間でものすごいスピードで 情報が拡散されてしまいます。自分の投稿には責任を持ち、できるならネガティブな内容よりポジティブな内容の投稿をしましょう
No Assets自社の資産にならない
SNS等の運用はあくまでも他社のプラットファームを利用するため、自社の資産にはなりません。 そのプラットフォームに資産が残っていくだけです。 このデメリットを避けるポイントとしては、 「SNSだけの運用」ではなくて、同時に、自社の資産になる「オウンドメディアの運用」を行う事が非常に重要です。
No Success成果ができにくい
SNSアカウントを開設しても、ある程度の期間運用継続しなければ成果が出にくいので、途中で運用を諦めてしまうケースが多いのが現実です。 SNS運用は、誰しも「あなたのファンはゼロ」からスタートします。 もちろん最初から効果が出るはずがありません。 質の高いコンテンツを作り続けて少しずつフォロワーを獲得し、中長期的な目線で運用を考える必要があります。
Need Excellent Content魅力的なコンテンツが必要
SNSマーケティングは、単にアカウントを作って情報発信するだけでは大きな効果を期待できません。 ファンがいない中で、商品を販売しようとして、「空気が読めない会社」になったりするので、 ユーザーにとって有益なコンテンツ・共感してもらえるコンテンツを発信することで、はじめて拡散につながります。 常にユーザー目線を意識し、魅力的な内容になるよう工夫する必要性があります。
アーンドメディアのプロセス
では、メリットやデメリットを理解した上で、実際にアーンドメディアを運用プロセスを考えていきましょう。 また、運用プロセスのそれぞれ注意点も考えて行きます。
①フォローを増やす
アーンドメディアは主にSNSを利用して行うため、自社のアカウントのフォロワー数が少ないと、情報を発信しても 見てもらえない可能性があります。まずは、フォロワー数を増やす事が第一優先です。 フォロワー数が増える様なキャンペーンをしてみたり、顧客が興味を抱く面白い情報発信を行ったりする必要があります。
②確かな情報を発信
アーンドメディアは、あくまでもユーザーが主導権をにぎっている情報のため、 あなたが思っている内容を投稿してくれるかどうかは、分かりません。
顧客に誤った情報や受け取り方をされないような、あなたの確かな情報発信が大切になってきます。
③コミュニケーションをとる
SNSは、企業と顧客が簡単に双方向のコミニューケーションをとれますので、 顧客の投稿や意見に、きちんと返信やメッセージなどのやり取りを行っていきます。 あなたと顧客の距離を縮めて行く事が非常に重要になってきます。 また、逆にコミュニケーションを取る事ができるプラットフォームで きちんとしたコミュニケーションを行わないと、あなたの信頼や評判を落とす事になってしまいます。
アーンドメデイアの実例
ここで、実際にアーンドメディアの施策を行っている企業の実例を見てみましょう。 アーンドメディアはトリプルメディア一つにすぎないので、 もちろんアーンドメディアだけ行った施策だけではないと思いますが、企業の成功実例を見ると、非常に理解しやすいです。
ZOZOTOWNの手法
ZOZOTOWNの前澤社長が行った手法で、「ツイッターの投稿をリツイートした100人に現金100万円をプレゼント」するという、 かなり飛んだキャンペーンを行いました。これは、前澤社長自体が、知名度もありZOZOTOWNの広告塔でもあるので、 行う事ができるアーンドメディアの手法ですが、効果は抜群です。
ツイッターのフォロー数が50万人あら600万人に一瞬にして、 増えたのはもちろんですが、ポイントはキャンペーンが終った後も、フォロワー数があまり減る事はありませんでした。 これは、フォロワー者が、この先も企業に興味と期待をしている証拠になります。 手法については、賛否両論ですが、ツイッターを使ったマーケティングについては、成功事例になります。
福井にもあるドミノピザ
最近、福井でもドミノピザを見かけますよね。ドミノピザもオウンドメディアを利用しています。 Facebookを利用して、キャンペーンで、「いいね」を押したらピザが半額になるキャンペーンを行いました。 半額になるという強烈なインパクトを利用してユーザーから「いいね」を増産して、たくさんのファンを獲得しました。
また、アメリカのドミノピザは、Twitterを使った注文サービスを利用しています。ユーザーがいかに簡単にピザを注文できるかを 考えて行ったサービスらしいです。まさにデジタルプラットフォームを通して、消費者とつながりを持つことだけに焦点を当てて行っている 施策ですね。そのかいあって、現在は注文の50%以上がインターネットを経由したものになっています。
私があなたをお助け致します
アーンドメディアは、あくまでもトリプルメディアの中の一つです。SNSの運用だけをしていれば大丈夫ではなくて、 オウンドメディアとペイドメディアと合わせて行う施策の一つなので、3つのトリプルメディア全体を考えなければなりません。 私達は、バランスの取れた3つのメディア戦略をご提案致します。
アーンドメディア戦略は、中長期的に継続して行わないと結果がでてこない戦略になります。企業としても非常に労力もかかります。 そして、コンテンツを運用・管理する人材はいないし、コストもかけたくない、と思うのが現実だと思います。 そこで、私があなたの会社のWeb担当者になり、解決致します。コストをあまりかけずに、私達があなたのメディア戦略の力になり、お助け致します。