ホームページを作成するにあたっての一番大切な事。あなたのホームページターゲットを決定した後は、そのターゲットが何を求めているかを、 何を解決したいかを追求します。つまりターゲットのベネフィットを徹底的に考え抜きます。Webマーケティングには ベネフィットがすべてです。実際にさまざまなビジネスシーンでは、ベネフィットは活用されています。 では、そのベネフィットって一体なんなんだい？ってところを、考えてみたいと思います。
ベネフィットとは
まずベネフィットとは、よくマーケティング用語として使われますが、すべての人にとっても大切な事であると私は思っています。 ベネフィットを直訳で辞書で調べてみると、「利益」や「恩恵」「慈善事業」になります。 利益や恩恵と言われても、かなり幅が広いです。
例えば、「あなたのサービスのベネフィットは何？」と考えた場合、「そのサービスを通して得られる、ユーザーにとっての利益や恩恵」という意味になります。
この世の中に意味のないモノは一つもありません。必ず、誰かのベネフィットが作り上げたモノばかりです。
あなたと友達との会話一つをとっても同じです。会話をしている中身や内容ではなく、
会話をする事によって得られる「お話をしてストレス発散になった」「楽しい」などの感情そのものが、まさにベネフィットなのです。
具体的な例
ベネフィットの例としては、 「ドリルを買う人はドリルが欲しい訳ではない」「ドリルで開けた穴が欲しいんだ」という話は、とてつもなく有名です。 つまり、ドリルを買いにきた顧客に、ドリルの性能を「これでもか」ってぐらいにアピールしても、ドリルは売れません。 なぜなら、顧客は「すんごいドリル」を購入しに来店した訳ではありません。
どんな素晴らしいドリルの性能よりも、顧客は「とにかく穴を空きたい」と思っているので、穴が空けば手段はなんでもいいんです。 つまり、ドリルを使用した事によっての「穴のあきかた」「穴の特徴」を説明した方が、顧客にとって価値がある説明なのです。
結果と未来がベネフィット
ベネフィットとは、ユーザーがサービスを通して感じる事ができる価値そのものです。 ユーザーがサービスを利用すると、その先にある未来が変化します。
つまり、ユーザーが最終的に求めている価値は、「自分がサービスを利用した時の結果と明るい未来」なのです。
ベネフィットとメリットの違い
ベネフィットって結局のところ「メリットの事なんじゃないの？」 って思われますが全く別物です。ベネフィットとメリットとは、よく類似で 勘違いされます。では、メリットとベネフィットとの決定的な違いについて考えてみたいと思います。
メリットとは
まずメリットとは、そのサービスの「特徴や良い所」という意味になります。 メリットとは「そのモノ事の長所」と言うと分かりやすいですかね？
みなさんが知っている「ミニバン車」を例に考えて見ます。ミニバン車の特徴は、 「3列シートで、8人乗り、荷物のスペースも広い」で、これがメリットになります。
そして、ミニバンを購入すると、「家族みんなで、旅行に出かけて、子供と一緒にいろんな思い出が作れます」が、 ベネフィットになります。つまり、ミニバン車のメリットがあって、ユーザーがベネフィットを感じる訳です。
メリットとベネフィットには密室な関係があります。 メリットがあってベネフィットあります。つまりメリットがないと、 その人にとってのベネフィットは生まれてこないのです。
Need Benefitsホームページにおけるベネフィット
ユーザーは膨大にあふれるコンテンツの中から、情報を日々探しています。情報を探している理由は、困った事を解決したいからです。 その問題に、ユーザーにいかに明確に答えを出せるか？スッキリさせてあげられるか？かが、重要になってきます。 ベネフィットの理解がないと、ユーザーをスッキリさせる事はできません。素晴らしく、指示されているホームページというのは、見た目が綺麗なサイトではありません。 しっかりとベネフィットが理解されており、ユーザーの問題をしっかりと解決してくれるサイトが 優良コンテンツになります。
自社で、通常の仕事をこなしながら、ベネフィットの理解を追求しながらの、サービスの提供は、実際なかなか難しいと思います。 そんな人材もいないし、 そんあコストをかけたくないよ、と思うのが本音だと思います。でも、私があなたの会社のWeb担当者になれば解決します。
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